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第22回日本検査血液学会学術集会

小部屋シリーズ

学術集会が完全ウェブ開催となったことに伴い、小部屋シリーズもウェブ開催となります。
一部の小部屋は開催中止となる可能性がございますのでご注意ください。情報は随時更新いたします。

小部屋シリーズ一覧

小部屋シリーズ1 持ち込み標本お悩み症例相談
小部屋シリーズ2 血液形態の小部屋:異形成カウント道場
小部屋シリーズ3 血液形態の小部屋:希少疾患を観る
小部屋シリーズ4 形態の小部屋:体腔液に挑戦
小部屋シリーズ5 フローサイトメトリー(FCM)の小部屋:ゲーティング解析してみよう!
共催:ベックマン・コールター株式会社
小部屋シリーズ6 血栓止血の小部屋:~困ったときはお互い様。みんなで話そう凝固検査~
小部屋シリーズ7 血栓止血の小部屋:―メカニズムを知るー
共催:株式会社LSIメディエンス
小部屋シリーズ8 染色体の小部屋:遺伝子を観る
共催:アボットジャパン合同会社
小部屋シリーズ9 寄生虫・血尿の小部屋:判別に挑戦
小部屋シリーズ10 昔と今、MIRAIの血液検査
共催:シスメックス株式会社

1. 持ち込み標本お悩み症例相談

開催形式変更に伴い、持ち込みお悩み症例相談は中止いたします。
特別レクチャーのみウェブ開催を実施します。

ライブ開催期間(9月11日(土曜日)~9月12日(日曜日)):鏡検動画を公開します。
アーカイブ配信期間(9月14日(火曜日)~9月20日(月曜日)):解説編動画を追加配信予定です。
対象:学術集会参加登録をいただいた方に、動画を公開します。

【講師】

・土屋 達行 先生(けいゆう病院 臨床検査科)
・渡邉 眞一郎 先生(藤沢市民病院 臨床検査室)
・三ツ橋 雄之 先生(慶應義塾大学医学部 臨床検査医学)
・佐藤 尚武 先生(順天堂大学 臨床検査医学)

【個別相談会】

開催形式変更に伴い、個別相談会は中止いたします。

【特別レクチャー】

9月11日(土曜日)~9月20日(月曜日)ウェブ配信
テーマ「リンパ球系細胞形態(反応性、腫瘍性リンパ球)を考えよう」
(初~中級者向け形態グループミーティング合同企画)
詳細は、「初~中級者向け形態グループミーティング」ページをご参照ください。

2. 血液形態の小部屋:異形成カウント道場

講義動画のみウェブ配信を予定します。
開催形式変更に伴い、現地でのカウントは中止いたします。

詳細は確定次第に改めてご案内いたします。

概 要:
【講演】
 血液形態の小部屋:異形成カウント道場
 細胞異形成における形態学的特徴と留意点
【講師】
 ・坂場 幸治 先生(株式会社 ビー・エム・エル)

3. 血液形態の小部屋:希少疾患を観る

開催日:
2021年9月11日(土曜日)・12日(日曜日)
場 所:
ウェブ開催
概 要:
末梢血液像検査・骨髄像検査は造血器腫瘍などの発見の糸口、また診断や治療効果判定においてFCM、染色体・FISH検査、遺伝子検査よりも最初に実施する検査として重要な検査である。しかしながら、末梢血液像検査・骨髄像検査の検査結果は検査担当者の技量や経験に左右されることが多い。このため、普段あまり経験することのない希少疾患で認められる異常細胞は見落とされる可能性があり注意が必要である。小部屋2では「希少疾患を観る」というテーマで、希少疾患の異常細胞を観察し経験することで、日常の末梢血液像検査・骨髄像検査に役立てる事を目的とする。

4. 形態の小部屋:体腔液に挑戦

開催日:
2021年9月11日(土曜日)・12日(日曜日)
場 所:
ウェブ開催
概 要:
近年、髄液、胸・腹水、心嚢液、関節液などの体腔液検査は、日常検査のみならず宿日直や時間外検査にも自動血球分析装置が使用され、細胞数の算定・分類が進んでいます。しかし体腔液検査の細胞算定・分類は標準法が提示されていないため、施設ごとに算定や分類に差あり、測定については使用機器の各社の特徴を踏まえて使用する必要があります。そして詳細な細胞分類にはギムザ染色標本での目視観察を行う事がとても重要です。
この『体腔液に挑戦』では、症例を実際に動画又は顕微鏡にて観察してもらい、疾患名を考えていただく参加型の小部屋を計画していましたが、残念ながら本学術集会は完全Web開催となりました。
しかしながら「体腔液の講義」および「事前に提示した4症例の解説」をWeb配信いたします。症例問題を閲覧後、是非ご参加ください。
担当:新保 敬(獨協医科大学病院)、仲田 真弓(藤沢市民病院)

症例1 症例2 症例3 症例4

5. フローサイトメトリー(FCM)の小部屋:ゲーティング解析してみよう!

開催日:
2021年9月11日(土曜日)・12日(日曜日)
場 所:
ウェブ開催
概 要:
フローサイトメトリー(FCM)検査は、リンパ球サブセット、CD34陽性細胞数測定、造血器腫瘍のimmunophenotypingなど、既に一般的な臨床検査として位置づけられている。しかし、検査は外注委託されている施設が多く、実際の検査方法は、勉強会や教科書からの情報に頼らざるを得ないため、FCM検査が苦手だと感じる方が多くいるのが現状である。そこで、苦手意識を少しでも減らせるよう、本セッションでは特に重要と考える「ゲーティング操作」に着目する。例えば、リンパ球サブセット検査では、リンパ球を的確にゲートできなくては正確な結果を報告することはできない。また、多種のマーカーを駆使した階層化ゲーティングによる微小病変の検索も普及され、ゲーティングの複雑化が進んでいる。ご参加いただける方には、実際の解析ソフト(ベックマンコールター社製FCM解析ソフト「Kaluza」)を使用し、「ゲーティング操作」を体験していただくことで、FCM検査の理解をより一層を深めていただきたい。
共 催:
ベックマン・コールター株式会社

6. 血栓止血の小部屋:~困ったときはお互い様。みんなで話そう凝固検査~

開催日:
2021年9月11日(土曜日)・12日(日曜日)
場 所:
ウェブ開催
概 要:
血栓止血の小部屋は凝固検査に関する様々な疑問、悩ましい症例や困っていることなどを持ち寄って、会員並びに凝固のピットフォール等を数多く経験している各社メーカーの学術担当などを交えてディスカッションする場所です。各社メーカーの垣根を超えてみんなで一緒にお悩み解決を目指します。
すでに学会HPで募集をしておりますが、応募に間に合わなかった場合でも大会期間中いつでも立ち寄っていただければ一緒に考えることができますので、発表の合間にぜひお気軽にお立ち寄りください。
形態や遺伝子だけが血液検査ではありませんよ。
みんなで凝固検査の話をしましょう!小部屋でお待ちしております。
お悩み募集コーナーはウェブ開催のため中止いたします。
協 力:
シスメックス株式会社、LSIメディエンス株式会社、積水メディカル株式会社、
アイ・エル・ジャパン 株式会社、ロシュ・ダイアグノステックス 株式会社

7. 血栓止血の小部屋:―メカニズムを知るー

開催日:
2021年9月11日(土曜日)・12日(日曜日)
場 所:
ウェブ開催
概 要:
凝固時間の検査をしている際、
“凝固に時間が掛かり過ぎてPTの結果が得られない”
“強乳び検体のため装置で測定できない”
といった経験はありませんか?
「いざという時」や「アレ?」と思った時の解決の一助となるように用手法の操作方法を動画でご紹介します。測定原理、自動分析法との違いや考えられる乖離原因の一部についてもご紹介致します。
用手法の優れた点を再確認いただき、凝固検査で困った時に少しでもお役に立つことができれば幸いです。
共 催:
株式会社LSIメディエンス

8. 染色体の小部屋:遺伝子を観る

開催日:
2021年9月11日(土曜日)・12日(日曜日)
場 所:
ウェブ開催
概 要:
白血病診断とWHO分類に必須な細胞遺伝学的・分子生物的な検査を身近に感じて頂きます。細胞遺伝学的検査のいわゆる染色体検査を体験して、(形態)分子生物学的検査はアボットジャパン合同会社の協賛で、FISH法に使用される試薬の紹介や検出原理をご紹介致します。骨髄増殖性腫瘍(MPN)に関係する遺伝子は、染色体のどこにあるのか?骨髄異形成症候群(MDS)に見られる7番染色体異常のバリエーションと5番染色体の欠失パターンを理解します。またFISH法でも検出可能であり、結果の解釈を深堀りします。急性白血病で観られる染色体異常と遺伝子再構成は、核型異常とFISH法を比較する事で理解が深まります。是非、この機会にさまざまな疑問を解決する場にしましょう。
共 催:
アボットジャパン合同会社

9. 寄生虫・血尿の小部屋:判別に挑戦

開催日:
2021年9月11日(土曜日)・12日(日曜日)
場 所:
ウェブ開催
概 要:
寄生虫を大きく分類すると単細胞の原虫類と多細胞の蠕虫類に分類され、このうち末梢血液で寄生虫がみられるものは、さほど多くなく、原虫類では、マラリア、バベシア、蠕虫類では、糸状虫のミクロフィラリアなどである。また、住血吸虫は、血管内に寄生するが、通常の末梢血液検査では、成虫や虫卵は検出されない。
この中でマラリアは、90ヵ国以上の国々で蔓延し、感染者は24億人に昇る。WHOの報告では、毎年3億から5億人が罹患し、その90%はサハラ以南のアフリカである。年間死亡者数は、全世界で毎年100万人を超え、薬剤耐性マラリアの出現により、流行地の状況は厳しいものとなっている。
日本人の海外渡航者は、マラリア罹患のリスクが高い辺境にも滞在し、適切な予防、情報なしで滞在する場合もあり、帰国後に発症する症例が年間約100名前後発生している。ここでは、マラリア原虫の顕微鏡での特徴を解説する。

10. 昔と今、MIRAIの血液検査

開催日:
2021年9月11日(土曜日)・12日(日曜日)
場 所:
ウェブ開催
概 要:
昔むかし、ぼくが生まれたころのお話です。
1958年(昭和33年)に衛生検査技師法が制定され、衛生検査技師の資格やその教育制度も定められました。その後、法令や規則の改定に伴って教育期間が2年から3年に、衛生検査技師が臨床検査技師に変わりました。
そもそも血液検査は、血球算定検査、形態検査、凝固検査が中心となり、患者の診断、治療経過や手術前検査として幅広く利用される大切な検査の一つになっています。20世紀の後半、血液学、生化学や免疫学などのセクショナリズム(境界)は取り払われるようになり、細胞生物学・分子遺伝子学などに領域を広げ大きな進歩を遂げています。また、全自動分析装置が開発され、各施設に広く普及し、多くの検査室はこの検査機器に頼っているのが現状です。
今回、血球算定検査(メランジュールとガラスの計算版)、形態検査(塗抹標本とフロー解析)、凝固検査などについて、その検査の変遷を皆様に伝えたいと思います。
若い技師の方々は『ヘェ~そうだったのかぁ』、年配の技師の方々は懐かしく思いをはせて頂ければと存じます。
共 催:
シスメックス株式会社
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